日本は敗戦の廃墟から奇跡の復興を遂げた。
ゼロからの再出発に等しいの中、明日への勇気と希望を失わず懸命に働いたのが
やがては死語となるかもしれない「戦後」と呼ばれた時代だった。
国民総生産(GNP)は敗戦後、わずか23年でアメリカに次ぐ第2位になり、
日本人の生活は豊かになった。
平和と繁栄を享受する一方で、私たち日本人は、大切な何かを失ってしまったような気がする。
核家族化の進行や人間関係の変化の中で、
少年犯罪やひきこもりなど社会の新たなひずみも起きています。
そんな今、改めて高度成長期以前の日本に目が向いてるようだ。
戦後昭和を振り返り、豊かさを追求してきた日本人が
時代とともに置き忘れてきたものとは・・・・・・。
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