『波の音』 by Tさん(東京) なんとなく、あなたと波の音を聞きに行ったあの日・・・・・・。 あなたがわたしの心の中に落としていった大きな足跡を、 今、消そうとしている。 海の彼方へ旅立ったあなた。 その、あふれくる切なさは、波の音とともに打ち寄せる。 そう、明日こそは心も晴れて海辺で戯れることができると思う・・・。 遠くにまぶしく光るタンカーは、あなたの住む国に向かっているようで ・・・・・また、波の音に打たれ心が痛い。