駄菓子回顧
戦後昭和に生まれて・・・・
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■駄菓子屋のおばちゃん
駄菓子屋は、近くに数店ありましたが、たまにおっかないおばちゃんがいました。
子供にきびしく、親にはやたら愛想のよいおばちゃんがいました。
やさしいおばちゃんもいましたよ。雨が降りだすと、傘を貸してくれたり、子供たちともよく話をするやさしいおばちゃんもいました。今頃、どうしているのたろう・・・

■偉大な駄菓子屋
電話が家庭にそんなに普及していない当時、郵便に代わる大切な通信手段として「呼び出し電話」がありました。
町内の駄菓子屋には、「呼び出し電話」がありました。
電話がかかると、おばちゃんが手慣れた口調で「○○組の○○さん。お電話でございます。」とマイク放送で呼び出していました。
おばちゃんは、呼び出された人が自転車で呼び出し電話にたどり着くまで、ずっと待ってくれていまし、留守であれば、伝言も受けくれていたようです。
夏休みになれば、おばちゃんところの放送に合わせてラジオ体操をやりました。
おばちゃんは、悪ガキをびしびし厳しく叱っておりました。最近、他人の子どもを叱る大人が少なくなりましたし、それを認めない親も増えているようですが、これは残念なことですね。
駄菓子屋は「地域社会」の偉大な貢献者ではなかったかなと思います。